モガの戯言

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意外と知られていない横浜の観光地「野毛」の魅力

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横浜の観光地と言えば、何を思い浮かべるだろうか?多くの人は、ランドマークタワー、横浜中華街、山下公園といったド定番の観光地を思い浮かべるだろう。

でも横浜の魅力は、そんなド定番の観光地にあらずと僕は言いたい。まだまだみんな、横浜の魅力に気づいてないと思う。横浜の真の観光地として僕は自信をもって「野毛」をすすめたい。

「野毛」と言われて、ピンとこない人も多いと思う。そこでまずは「野毛」について簡単に説明したいと思う。「野毛」とは正確に言うと、野毛町で、桜木町の南西に位置するエリアだ。JR桜木町駅からも目と鼻の先にある。

野毛町の歴史は古い。そのルーツは、第二次世界大戦終戦直後の混乱の中出来た闇市だ。当時は復員の兵士や労働者で溢れかえるぐらい賑わっていたらしい。野毛に来たらなんでも揃うと。

そして時代が進むにつれ、だんだんと飲み屋街の雰囲気を呈し、現在は、約500店もの飲食店が店を開けている。

やはり元闇市だけあってか、野毛町の雰囲気は独特の空気を醸し出している。すぐ目の前にはランドマークタワーに代表される近未来都市「みなとみらい」があるが、その雰囲気とは全く異なっている。こんなにもお互い近い距離にあるのに。

そのせいか、野毛町には正直近寄りがたい雰囲気もあってか、観光客がなかなか足を踏み入れづらかった。横浜市もあまり観光地としてプッシュしなかったというのも理由としてあるのだが。

だが、近年テレビ東京アド街など、メディアにポツポツと紹介され始めて、野毛町には観光客の姿も少ないながらも見ることが出来るようになった。それでもランドマークといったド定番の観光地に比べれば少ないが。

もしこの記事を見て、「野毛町」に興味がわいてきて、実際に行ってみたいと思う人にオススメしたいエリアがある。それは「都橋商店街」だ。

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写真を見れば、分かるが一目でタダモノじゃないと感じるはず。この怪しい建物は、昭和39年に開催された東京オリンピックの頃に出来たもので、通りを綺麗にする目的で、周辺の屋台や店を収納するために作られたものだ。この独特な形状からか、通称「ハーモニカ横丁」とも言われている。この建物には約60店舗もの飲食店が営業している。
どれも一癖も二癖もある店で、見ているだけでも楽しいと感じるはず。

いかがだっただろうか?横浜を観光する際は、ド定番の観光地もいいが、「野毛町」を訪れてみてはいかがだろうか?きっと横浜の新しい魅力に気づくはずだ。